酒蔵がウイスキー市場に参入へ

老舗の日本酒メーカーがウイスキー造りに挑戦する動きが広がっています。大手の黄桜(京都市)は今春、新製品を初めて発売しました。地場の酒蔵が蒸留所を設置する動きも相次いでいます。背景として、日本酒は市場の縮小が続き、足元では新型コロナウイルス禍で外食需要も急減したことにあります。国内外で人気が高まるウイスキーをもう一つの地酒として育て上げる考えです。