「在籍出向」支援を強化へ

厚生労働省は、雇用関係を維持したまま従業員を他社に送り出す在籍出向にに取り組む企業への支援を強化します。従業員のスキルを高め、受け入れ先の人手不足を解消する狙いがあります。出向元の企業に最大1千万円(最長1年)を助成する現行制度の活用を促進します。2024年度からは受け入れ可能な企業を開拓して在籍出向のマッチングを行う事業に乗り出しており、事業をてがける業者を公募して委託します。IT関連の技能は多くの業種で応用できるとみて、当面はIT関連の受け入れ先を開拓することになります。この制度を活用して企業活動の活発化や業績の向上につながればよいと思います。