出生数最少の75.8万人

厚生労働省が27日発表した2023年の出生数は75万8631人で、前年から5.1%減少しました。減少ペースは想定より速く、この傾向が続くと35年にも50万人を割り込みます。結婚適齢期の人口が急減する2030年の崖を越えると出生数の反転は困難になります。結婚を墓場にしないためにも、政府には雇用や所得の抜本的な改革が望まれます。