預貸率上昇(信用金庫業界)

信用金庫業界で、預貸率(預金に対する貸出金の比率)が上昇する兆しが見え始めています。2026年3月末分の全国信用金庫主要勘定によると(信金中央金庫公表)、業界全体の預貸率は51.2%で、前年同月比0.7㌽増となりました。近年は50%を割るなど、低水準が続いていましたが、アベノミクスやコロナ禍を通じた金融緩和により、カネ余りの状況がここに来て変わりつつあります。中小企業は事業承継などで経営者層が若返り、人手不足により生産性向上の機運が高まって事業への積極的な投資の必要にも迫られていることが背景にあります。